6月のお薬当事者研究 テーマは不安パニックと体の痛みの話

今日6月14日(日)の「お薬当事者研究」は6名が参加しました。4時間で2つの研究を行いました。まずいつものように当事者研究ノートをみんなで読み合わせてからスタートしました。経験を分かち合い苦労のパターンの起き方と、対処方法のアイディアをシェアしました。テーマとなったパニック障害と体の痛み、呼吸を大切にしようというのが2つの課題に共通すアイディアです。
コロナ問題も続いていて、梅雨の気候も大変ですが、深呼吸を大切に乗り切りましょう。そして気持ちを安心して語れる仲間たちと対話を続けていきましょう。            お薬当事者研究の仲間大募集です!

研究1 音楽関係のアーチストの方。すでに向精神薬は断薬しているが、銀行や書類などの事務処理などでわからないことがあるとパニックになり、支援を頼むことすらできなくなる。先のことを考えると恐怖でいっぱいになり寝込んでしまう。人に迷惑をかけることが心配でたまらない。

●研究仲間からでた意見とアイディア

  • 同じパニックの体験があるからわかる。先のことを考えてとり越し苦労をしてしまう。
  • 失敗して凹むとより不安が強くなりパニックになりやすい
  • よく検討してみると不安に感じていることは起こるとは限らないことではないか?
                   ↓
  • 物事を完全にこなさなくてはいけないと思い込んでいるみたい
  • アーチストなんだから、事務処理なんてできなくても気にしなくていいんじゃない?
  • 小さいことで成功体験を重ねて自信をつけることが大事だよね
  • 同じ体験を持つ仲間に胸の内を打ち明けて想いを吐き出すチャンスを作ろう
  • 自分を大切にするために自分を褒める、褒めた言葉をノートに書き出して読んでみる
  • 苦手な数字は数字と思わずに図形と思おう
  • 栄養療法を学んで食事を変えてみるのも良いかも
  • 深呼吸をすることでパニックが減るかもしれない

研究2 すでに断薬しているが、ストレスがかかると考えが止まらなくなるため脳を沈静化させるためにごく稀に頓服で向精神薬を服薬することもある。毎年梅雨期に身体のこわばりを体験する。肩から足首にかけてカクカクする。めまいやふらつきもある。温かかったり良く歩いたりすると楽になる。仕事中は冷房対策もありお腹にホカロンを入れている

●研究仲間から出た意見とアイディア

  • 混乱→興奮→不安の悪循環を解消しないとぐるぐる考え込んでしまう
  • 同じ体験がある。身体中が痛い痛む時は溶岩浴のホットヨガで身体を温めている
  • 様々なストレスがかかるとセロトニン不足で身体が硬くなるのではないか?
  • ↓アイディア
  • 水素風呂に入っている
  • 水素水に重曹とレモンを入れて飲んでいる
  • 朝から足湯をする
  • 蜘蛛の糸のように細く長く呼吸をする練習をしてみる
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