今日、図書館で「断薬記」という本を借りてきました。
『断薬記―私がうつ病の薬をやめた理由―』 上原善広 | 新潮社
二〇一〇年、うつ病と診断された。大量の向精神薬や睡眠薬を飲み、通院する日々。執筆意欲は衰え、日常生活を律することも叶わず、自殺未遂を三度も起こしてしまう。「薬はもう飲みたくない」。その思いから医療関係者への取材を敢行、「
家に帰ってきて、少し読み始めたところ、さすがに、賞をもらうような作家さんだけあって、面白くて読みやすい本で、読むのをやめられなくなり、3時間くらいであっという間に読んでしまいました。
減断薬の具体的なやり方については、違和感がある部分もありますが、体験記としては、すごく面白かったです。
私も、まだ減薬途中ではありますが、著者と同じ感想で、うつ病になってからの出来事は、自分の生き方を根本から見直し、生活を変えていく、良い機会になったと思っています。
今は、離脱症状はありながらも、心からやりたいことだけをやって、生きています。
それに、この社会がとてつもなく理不尽なことや、信じていたことが、実は誰かからの洗脳だったことに気づけたことは、精神薬被害から得た成果だと思っています。
今は、20歳の頃に、偶然出会った、コンピューターの世界が、本当に自分に向いていることがわかったので、ずっとこの世界で、いろいろな人の役に立ちたいと思っています。
スマホ教室など、仕事も少しずつ増えてきて、楽しくも忙しい日々を過ごしています。