メンタルサバイバーチャンネルにおけるお薬当事者研究のやり方

べてるの家の当事者研究ノートに沿って行います

まず、べてるの家が発行している「当事者研究ノート」をみんなで順番にゆっくり読み合わせます。リアルでもオンラインでも行っています。

メンタルサバイバーチャンネルでは当事者研究ノートを2冊購入し、1冊はバラバラにして配布して使い、終了後に回収しています。もう1冊はみんなで回して読みます。参加者の皆様にも購入を進めております(^^;;

全員で理念を研究することで生まれる一体感と研究への思い

「当事者研究」ノートを一人1ページずつ読みながら自己紹介型チェックインをすることが多いです。ノートは19ページまであります。人数が少ない時は2週します。このノートを読むことで、私たちは当事者研究が他のどんな専門家の研究とも異なり、当事者こそがこのことの専門家なのだということを感じることができます。リアルの場合は、理念を一枚ずつ壁に貼っていきます。

最後のページまで読み終えたら、その日研究したいことのある人を募ります。当事者研究はいつでも何回でもして良いので、同じ人が2週続けて研究対象になったり、久しぶりに来た方が前の研究の資料である模造紙を振り返りながら行う場合もあります。

メンタルサバイバーチャンネルでは、当事者の方がいつでも何回でも研究ができるよう、すべての記録として模造紙を保管しています。

睡眠障害で悩んでいる方のお話をみんなでシェアしました。

一人の人の困りごとをみんなで質問を繰り返しながらゆっくり整理していきます。これによって一人では気づかなかった状況に自分で気付いたり、新しい視点や解決のためのアイディアをみんなからもらったりできます。私たちはお薬を切り口に研究をすることが多いのですが、どのような状況にも使える研究方法だと思います。

専門用語を使わず、自分の感覚や言葉を探し、対話しながら研究するのはとても刺激的な作業です。

最後に「自己病名」をつけることが多いようですが、つかないこともあります。

当事者研究ノートは以下で購入できます。https://opentolove.exblog.jp/237122895/

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