2022年間 計画表  精神科の薬について患者の語りから研究する会

(未定・変更の可能性のある部分もある仮計画です)

3月 薬剤性の不調について当事者の語りをじっくりと聞く

ベンゾジアゼピンをはじめとする向精神薬の副作用や減薬による離脱症状などには、診断名のつかない様々な体調不良が複合的に起きる場合があります。3月は、薬剤性の原因で起きたと考えられ、精神科以外の科の診断名がつくような、深刻な身体の不調について、その体験の実際を当事者の言葉で語っていただきます。
【構成】
各回ともお一人の当事者に20分ほど体験を語っていただいた後に、質疑応答、ディスカッションを行います。

3月2日 3月のオリエンと離脱症状についての対話
3月9日 眼瞼痙攣 
3月16日 ジストニア
3月23日
まとめ 向精神薬による薬剤性の体調不良

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4月 当事者の著作の読書会&対話会

『ベンゾジアゼピン減薬 断薬法』 当事者ワイパックスさんの著書 1冊をを4回に分けてみなさんと読んでいきます。ワーパックスさんのブログは、ネット上でも参考にして減薬している方が多いようです。
ご自身の体験と減薬を論理的に説明しているこの書籍をみなさんで読み、一人の方の連続的な体験を研究していきます。
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ワイパックス水溶液減薬・断薬ブログの管理人ワイパックスです。
著者は、ベンゾジアゼピン系抗不安剤ワイパックス1mgを1日2回10年服用後、2013/5/12~2015/8/2にかけて水溶液にて減薬し、断薬済みです。
アシュトン・マニュアルの知識、自身の減薬経験による知見を元に、ベンゾジアゼピンの依存形成の原理、離脱症状発症の原理、減薬の方法などを詳細に記述しています。
ベンゾジアゼピン系薬剤は精神疾患はもちろんのこと、肩凝りや睡眠障害などでも安易に処方され、依存や耐性を生み、離脱症状に苦しむ人、その苦しみに耐えきれず自死を選ぶ方も存在します。
更なる問題は、医師がベンゾジアゼピン依存に関する知識が乏しく、減薬や断薬する方法を知らないことです。そのため著者のような実際に断薬した人間の情報を頼って減薬を行う方が数多く存在します。
そこで、数多くの人にベンゾジアゼピンの正しい知識・情報が目に触れるように、電子書籍でベンゾジアゼピンに関する知識を残すことにしました。
1人でも多くの方がベンゾジアゼピンの正しい知識を知り、依存から解放されることを願ってやみません。
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4月6日 依存と離脱症状の仕組み
4月13日 減薬の方法
4月20日 断薬成功4つの考え方
4月27日 個体差について

研究会 4月のお申し込みはこちらからお願いします (参加申し込み締め切りは3月30日です)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/14d6951c735842

5月 減薬の方法や考え方についてみんなで話してみよう


向精神薬の減薬に関する取材をしていると、ずいぶん異なる考え方や体験を持つの人々がいることがわかります。ある人にとっては有効な方法が別の方には効果がないとか、その逆も。また減薬のスピードについての感覚も人それぞれのようです。それぞれのみなさんに自分の体験から体得したノウハウや考え方を話していただく予定です。

5月4日 減薬のスピード ゆっくり ・ 中くらい・ 一気  
5月11日 減薬は必ず専門家を味方にしよう VS 自分で管理するほうが安全
5月18日 身体的依存 VS 精神依存 いろんな形の依存について率直に話そう
5月25日 ベンゾジアゼピンの置換の話 アシュトンマニュアルの置換は効果あり?なし?

研究会 5月のお申し込みはこちらからお願いします。(参加申し込み締め切りは4月30日です)

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6月 『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』を使ってみよう

5月に発売になった『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』を実際にみんなで使ってみようと思います

6月1日 (水) オリエンテーショントリセツ の紹介
6月8日 (水) トリセツ を使ってお薬手帳読み解き会
6月15日 (水) 代替療法情報交換会
6月22日 (水) 医師・薬剤師との減薬の進め方
●6月の参加お申し込み
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7 抗うつ剤について考える(ヒーリー精神科治療薬ガイド。他 抗うつ薬に関する読書会)

『抗うつ薬の功罪』の著者で医学博士、精神医学・薬理学史家で英国精神薬理学会のもと事務局長の David Healyの2009年の著作『ヒーリー精神科治療ガイド』は、精神科医の田島治先生が訳しています。分厚い専門書ではあるのですが、「薬にふりまわされないための知識、副作用を徹底解説」とあるように、薬のもつリスク部分や副作用、減薬時の注意などが詳しく解説されています。ぜひ全てお医者さんが参考にしてほしい一冊です。その他抗うつ薬に関する本を選んでみなさんと読んでみたいと思います。本は用意しなくてもオンライン上で共有しますので大丈夫です。図書館などでリクエストしてみてもいいかもしれません。(^^;;

7月6日
7月13日
7月20日
7月27日 

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41ksxretTSL.SX356_BO1,204,203,200.jpg

8月 薬剤性の不調について当事者の語りをじっくりと聞く その2

ベンゾジアゼピンをはじめとする向精神薬の副作用や減薬による離脱症状などには、診断名のつかない様々な体調不良が複合的に起きる場合があります。8月は、薬剤性の原因で起きたと考えられるが、診断名ははっきりつかず、深刻な身体の不調について、その体験の実際を当事者の言葉で語っていただきます。(下記テーマは未確定です)
8月3日 めまい
8月10日 歩行困難 横紋筋融解症
8月17日 むずむず足症候群
8月24日 線維筋痛症 筋硬直

9月 向精神薬 とリカバリー

向精神薬の減薬に必要なのは慎重に計画的に薬をへらしていくこととされていますが同時に環境を整えることも大切なようです。9月は回復途中の当事者の皆さんがどのようにして元気を回復し、体調を取り戻しているのかの工夫を伺います

9月7日(水) 眼瞼痙攣が治ってきためぐむさんの体験と生活のくふうについて(予定)
9月14日(水) 深刻な双極性障害から環境を変えて回復したNさんと増田さやか医師の公開診察室
9月21日(水) ジストニア・ジスキネジアについて考える当事者会 のお話
9月28日(水) 少量の薬で躁鬱病をコントロールするチャーミーさんの1人 WRAP活用術

9月のお申し込みは ↓

向精神薬について当事者の語りから研究する会(9月)

10月 子どもや若者と向精神薬

アメリカで精神科薬を過剰投与される子どもたちを描いたドキュメンタリー映画LUNAが上映されています。日本でも、まだ主体的な判断能力を持たない子どもたちに対して、脳に作用する向精神薬が処方されるケースはどんどん増えています。成長途中の未熟な脳に、大人や親の同意だけで薬が処方される事実とその危険性について、教育関係の方なども交えてお話ししたいと思います。毎月ご参加いただいているみなさんはもちろん、教育関係や子育てに関わる皆さまにもご案内をだし、これからのメンタルヘルスについてともに考えていきたいと思います。

以下10月の予定です。タイトルは仮のものですのでご了承ください。

5日 精神科の初診について(月崎がこれまでの取材させていただいた方がたの話から分析)
12日 嶋田和子さんプレゼン 『精神科につながれる子どもたち』よりお話いただく予定
19日 増田さやか医師と断薬した躁うつ病患者さんの対談
26日 薬剤師 國定好江さん「お母さんたちに伝えたい向精神薬の話」

お申し込みはこちらから↓

向精神薬について当事者の語りから研究する会(10月)


11月薬剤性の不調について当事者の語りをじっくりと聞く

向精神薬について診断名別にその副作用や薬をやめたり減らしたりした時に起きたこと、また向精神薬との付き合いについて体験を語っていただきます。(詳細は未定です)

11月9日 統合失調症について
11月16日うつ病について
11月23日 双極性障害について
11月24日 発達障害について

12月 番外編 人にはなかなか言いにくいことをここだけで

向精神薬の作用には、攻撃性や希死念慮など他人に話したら、敬遠されてしまうような症状や副作用を惹起することがあるようです。服薬した当事者さえも自分の感じたことが怖くなってしまうような体験が表に現れないために、そのこまった症状の存在を理解することが困難です。安心安全のこの場で、薬を服薬した場合の赤裸々な体験について対話していきたいと思います(詳細は未定です)

12月7日 希死念慮
12月14日 不眠 不安
12月21日 暴力性 攻撃性
12月28日 抑うつ 躁状態

向精神薬の作用には、攻撃性や希死念慮など他人に話したら、敬遠されてしまうような症状や副作用を惹起することがあるようです。服薬した当事者さえも自分の感じたことが怖くなってしまうような体験が表に現れないために、そのこまった症状の存在を理解することが困難です。安心安全のこの場で、薬を服薬した場合の赤裸々な体験について対話していきたいと思います(詳細は未定です)

12月7日 希死念慮
12月14日 不眠 不安
12月21日 暴力性 攻撃性
12月28日 抑うつ 躁状態

研究計画について

研究計画書

                                                ジャーナリスト         月崎時央

1.研究題目

向精神薬の副作用と減薬・断薬過程における症状

――患者による体験の語りからの考察――

2.この研究の背景または先行研究の状況と本研究の位置づけ

弟が躁鬱病を発症した1996年からジャーナリストとして精神保健福祉の取材を始め、精神科のかかり方をアドバイスする書籍『正しい精神科のかかり方』(1998年小学館刊)を執筆した。
その後、イギリスやカナダなどから、精神科の薬物治療についての問題を訴える情報が入ってきていたにもかかわらず、薬物関連の情報にはあまり注目してこなかった。
約20年間、精神保健福祉領域とは関わりをもっていながら、「精神科の疾患は慢性的なもので、多くの場合は生涯、薬物治療を継続しなければならない」と信じて取材を続けてきた。

 しかし約7年前に偶然出会った、精神科処方薬の断薬体験者が語った減薬のプロセスとだ断薬、回復のストーリーに衝撃を受け、それ以来、従来の自分の考えを180度変えることとなった。

 精神科を受診している多くの患者の症状が、年をおうごとに悪化するケースは少なくない。その原因を以前は、「慢性疾患の宿命」と捉えていたが、実は長期に渡る不適切な薬物療法がその原因の1つである可能性を意識するようになった。

 このような理由から薬をやめたり減らしたりして回復した人々の体験者談を、患者会を通じて募集したところ、全国から「自分の体験を語りたい」という患者さんからコンタクトがあった。その人々の話を聞くために各地を回った。また回復者や減薬中の患者のコミュニティとしてメンタルサバイバーチャンネルの運営も行っている。

日本の精神科における多剤大量処方は国際的にも問題視されており、厚生労働省も規制をかけているが、減薬・断薬の進展は極めて遅い現状にある。それは、医学的に依存症や離脱症状があるのみならず、減薬・断薬に影響を与える患者、医療者、支援者などの関係の条件が患者の視点からの解明が十分になされていないことが一つの大きな原因となっていると考えられる。本研究が明らかにすることによって、減薬・断薬の進展に大きく貢献する可能性がある。

 先行研究において医療提供側から、減薬の方法や効果について研究したものはあるが、本研究のように断薬を完了した患者側の視点で研究を行ったものはなく、断薬体験を持つ患者のインタビューの分析は、精神科治療における減・断薬について新たな可能性を発見できるものと考える。

3.研究目的

 向精神薬の効果や副作用に疑問を持ち、減薬や断薬を試みた当事者を対象に、精神科の初診から治療・減薬過程、断薬完了、そして回復までのプロセスにおける、当事者の意識、医療者との関係、支援者との関係などについてインタビューし、体験者の語りの分析を行う。

 インタビューを通して、向精神薬の副作用、減・断薬の過程で起こり得る患者の心理的作用、離脱症状による症状の増悪や残存症状の存在、そしてそれを乗り越える過程などを調査し、精神科処方薬の断薬を可能とする条件を明らかにすることを目的とする。

 

4.研究計画

1 減薬・断薬に関する先行論文・書籍など情報の確認

2 精神科処方薬を服薬し、減薬中や断薬した患者のインタビュー取材を行う。

インタビューの内容は、精神科初診から治療、副作用減薬開始、断薬完了から現在に至る治療のプロセスと周辺状況を詳細に聞く

3 インタビュー音声を文字起こしした内容から項目を抽出し、分析を行う。
基本情報は以下のシートで事前に把握する

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