東京都台東区浅草橋ヒューリックホールにて開催しました。参加者は約90名、会場設営などは当事者ボランティアの皆さんが中心になって行いました。
この企画は普段一般の人が見る機会の少ない、精神科の診察について、精神科医と回復した当事者の皆さんが対話する様子を皆さんに公開してもらうという趣旨で企画したものです。
精神科医の千村晃先生と増田さやか先生が、医師として、そして3名の患者さんがその体験を語る形で参加してくれました。
公開診察室の後には増田医師、千村医師からそれぞれプレゼンテーションが行われ質疑応答が盛んに行われました。
会場には当事者、医療福祉関係者、研究者、マスコミ関係者など様々な分野の人が集まりました。後半のグループワークでは8つのテーマに別れて話し合いが行われました。
会場には「ルポ精神病棟」の著者元朝日新聞記者大熊一夫氏と大隈由紀子夫妻も。増田さやか先生と記念撮影。
冊子『ゆっくり減薬のトリセツ』『サバイバー物語』の製作と発汗記念のこのイベントはクラウドファウンディングの資金があったことによって実現しました。
『向精神薬・ゆっくり減薬のトリセツ』製作と11月3日の講演会開催にご支援を!
向精神薬の多剤大量処方による「メンタルの不調」で悩む方のために、患者会メンタルサバイバーチャンネルが、回復者の体験を整理してまとめた絵本型冊子を自費出版します。この冊子の刊行を記念し、11月3日、減薬を支援する精神科医と回復した患者の対談、メンタルの不調からの回復を考える講演会を開催します。
『ゆっくり減薬のトリセツ』『サバイバー物語』はオンラインショップで販売しています。