身体拘束について考える ゲスト:郡司大輔さん(介護教諭)

郡司さん自身が自分で体験してみた拘束されるということ

現在は介護教員の郡司さんが、介護職員として働いていた時のことだ。ある高齢者施設でかねてから疑問に思っていた身体拘束が当たり前に行われている現状について考え、実際に自分で試してみることを決断した。介護職の若い仲間とともに行った実験についてのプレゼンだ。

それによると最初は軽い気持ちで実験的にスタートした自身の身体拘束だが1時間も経たないうちに死の恐怖を感じ始め、同意のもとで一緒に実験をスタートした介護現場の仲間の言動にさえ苛立ち不信感を抱く実情だったという。身体拘束というものが人間にとっていかに有害か、また精神的な傷を残す行為であることを赤裸々に語るプレゼンテーションだった。

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