第63回日本病院・地域精神医学会総会岡山大会

会 期:2020年11月6日(金)・7日(土)
会場:倉敷市芸文館(倉敷市中央1-18-1)
大会テーマ:お仕着せの支援なんかいらない
大会長:中島豊爾
  (地方独立行政法人岡山県精神科医療センター理事長)

今年はこの岡山の学会に参加できたらと思っていましたがコロナウイルスの影響で学会はどうなっていくのでしょう?

できれば岡山で薬の減薬に興味のある方とワークショップしたいです。

日本病院・地域精神医学会は、精神科の学会の中では一番当事者へ家族に開かれた学会です。当事者や家族の参加費が安いのが特徴です。当事者の交流の部屋や夜間集会などもあります。学会はその名の通り専門家の学びの場ですが、最近はがん患者さんなどが学会に参加して一緒に考える傾向が高まっていると思います。メンタルの患者さんたちもどんどん学会に参加して意見を言っていいのではと思います。

病院地域学会はその意味で入りやすい学会かもしれません。

しかし私はジャーナリストとしてこの学会を含め他の様々な学会に参加してみて、学会というものがいかに患者さんの声を抜きにして進められているか、患者さんのいないところで専門家という人々が何をどんな言葉と文脈で話しているのかを見るにつけ見過ごすことができないと感じることが多いです。

学会というところに数回ですが招待を受けたことがありますが、基本は押しかけていかないかぎり門戸は開かないと実感しています。

各地で行われるのでお金も体力も必要ですが、当事者ができるだけ参加して学会をオープンなものにしていく必要があると思います。

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